
運動会で豊浦音頭を踊る子どもら=新発田市大伝
旧豊浦町時代の1997年に作られた豊浦音頭を復活させようと、新潟県新発田市の豊浦地区公民館が動き出した。同館が働きかけ、地元住民が豊浦小学校の児童たちに踊りを伝授。5月中旬に開かれた運動会で全校児童らが披露した。地区の保育園の催しでも踊ってもらうことになった。公民館では豊浦音頭を広く知ってもらい、地域の踊りとしての定着を目指す。
豊浦小の運動会での披露は、運動会の最後を締めくくるプログラム。グラウンドには子どもたちと保護者ら約500人の大きな輪ができた。青空の下、軽やかな音楽に合わせ、親子で笑顔を交えながらの踊りを見せた。
本番を前に、子どもたちは地元で踊りを教える女性(79)らの指導を受け...
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