大谷がウイスキー蒸留所を整備するサテライト妙高跡地=妙高市長森
大谷がウイスキー蒸留所を整備するサテライト妙高跡地=妙高市長森

 はんこ製造販売の大谷(新潟市江南区)は、新潟県妙高市にウイスキー蒸留所を整備する。2026年から妙高市内産の大麦やコメを使い、妙高山の伏流水で仕込んだウイスキーを製造する。蒸留所見学や試飲販売も計画している。29年に2億5000万円の売り上げを目指している。

 大谷は19年に100%子会社の新潟小規模蒸溜所(新潟市江南区)を設立し、ウイスキーを製造している。妙高市の蒸留所の製造規模などは検討中とし、7月以降に地元説明会を開き、25年に着工、26年4月の稼働を計画している。

 ウイスキーは妙高市産の大麦やコメを使い、蒸留過程で出る残さは飼料への活用も検討している。大麦は市内3カ所約6000平方メー...

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