
モモのわせ品種「日川白鳳」を収穫する生産者=6月28日、新潟市西蒲区門田
新潟県内最大のモモの産地である新潟市南区で6月28日、わせ品種「日川白鳳」の出荷が始まった。2024年は天候に恵まれ、平年より1週間ほど早い出荷となった。生産者は朝早くから、鮮やかに色づいたモモを丁寧にもぎ取った。
JA新潟かがやきの集出荷施設「フルーツフラワーしろね」(新潟市南区)では、県内の約6割を占める約480トンの出荷を見込む。さっぱりとした甘みが特徴の日川白鳳に始まり、9月まで計11品種の出荷リレーが続く。出荷の最盛期は7月中旬から。
初日の出荷量は約450キログラムで、主に県内のスーパーに並ぶ。JA新潟かがやきの月潟アグリセンター(新潟市南区)の白井健雄さん(52)は「生育は順調...
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