
黒埼まつりの内容について話し合う、新しい実行委員会のメンバー。さらにメンバーを募集中だ=新潟市西区鳥原
新潟市西区黒埼地区で、毎年8月に開かれる「黒埼まつり」を今後も続けていこうと、地元住民らが奮闘している。これまで祭りを企画、運営していた実行委員会が2024年3月に解散。存続の危機に直面したが、住民有志が新たな実行委をつくり、8月24日の開催を決めた。黒埼地区は能登半島地震で大きな被害を受けており、実行委は「明るい話題を届けたい」と意気込んでいる。
黒埼まつりは1983年、当時の黒埼町の町制施行10周年を記念して始まり、花火大会や特産品の茶豆をPRする「茶豆すくい」でにぎわった。だが少子高齢化などで年々、参加者が減少。運営スタッフの確保も難しくなり、市や商工会などでつくる実行委は24年3月に...
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