
気候温暖化による気温上昇で水害リスクが増大する懸念などを解説した事業概要説明会=7月3日、三条市横町2
7・13水害から20年になるのを前に、新潟県の三条、燕、加茂、新潟、長岡の各市と田上町の首長や議長でつくる「信濃川・中ノ口川治水事業促進期成同盟会」などは7月3日、流域の治水や防災の事業の概要説明会を開いた。国や県の担当者は、気候温暖化の影響で水害リスク増大が予想されるため、治水の追加対策が必要になることなどを説明した。
三条市横町2の料亭「餞心亭(せんしんてい)おゝ乃」で開き、期成同盟会会員や国、県の担当者らが参加した。
国土交通省北陸地方整備局の河川担当者は、気候変動で気温が2度上昇すると、降雨量は1・1倍程度に増えると解説した。これにより、全国の平均的な傾向として、河川の流量は1・2倍...
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