防災マップ作りで矢代川周辺を訪れた新井北小4年の児童たち=6月25日、妙高市
防災マップ作りで矢代川周辺を訪れた新井北小4年の児童たち=6月25日、妙高市

 水害を想定した防災マップを作るため、新潟県妙高市の新井北小4年生25人は6月25日、かつて豪雨被害があった関川や矢代川の堤防を防災士と歩き、日頃から備えることの重要性を学んだ。

 今年は新潟地震から60年、新潟焼山火山災害から50年の節目の年。防災や減災に関する啓発活動に取り組む「新潟防災・減災アクション2024」(新潟日報社主催)の「こども防災マップコンテスト」の一環として、新井北小のマップ作りが行われている。

 新井北小は関川と矢代川の間に位置する。児童たちは、関川班と矢代川班の二つに分かれて現地を歩いた。矢代川班には、市防災士会の砂山幸夫会長(76)が同行し、2013年9月の台風18号で堤...

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