新潟県の新発田、胎内両市と聖籠町をカバーする新発田地域広域事務組合消防本部と、新発田消防署が2026年春、現在の新発田市新栄町1から国道7号沿いの新発田市中田町3に移転する。中央町5の新発田地域広域事務組合事務局などが入る建物も同じ場所に移る。

 移転予定地は敷地面積約1万8千平方メートル。3階建て庁舎のほか、二つの訓練棟、ヘリポート、約100台収容の駐車場などが設けられる。総事業費は約42億円。

 庁舎には消防本部の通信指令室や広域事務組合の議場などが入る。女性隊員に配慮し、女性専用スペースも設ける。見学者用の場所も確保。通信指令室と作戦本部室に専用の窓を設置し、業務や訓練の様子を見られるよう...

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