
高齢者運転免許自主返納の支援内容を拡充した燕市。自転車用ヘルメットも選べるようになった=燕市吉田西太田、燕署
    新潟県燕市は7月から、高齢者の運転免許自主返納の支援内容を拡充した。これまで支給していた公共交通機関の利用券を使いやすくするとともに、新たに自転車用ヘルメットの支給も選択できるようにした。市によると、高齢の自主返納者に対して自転車用ヘルメットの購入費を助成する自治体はあるが、現物を支給する例は珍しいという。
燕市は高齢ドライバーによる交通事故防止策の一環として、運転に不安のある高齢者の運転免許自主返納を促進する目的で、循環バスなど公共交通機関の利用券を支給していた。
一方、自転車用ヘルメットは、2023年4月から着用が努力義務となった。しかし警察庁が23年、都道府県ごとに着用率を調査したとこ...
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