
出雲崎に訪れた文人の作品や良寛の作品が並ぶ「出雲崎ゆかりの文人展」=出雲崎町米田
出雲崎に集った文人たちの作品を紹介する特別展「出雲崎ゆかりの文人展」が、新潟県出雲崎町米田の良寛記念館で9月1日まで開かれている。江戸幕府の御用絵師など多くの文人が出雲崎を訪れて作品を残していることから、江戸時代に北前船の寄港地や佐渡島の金銀荷揚げ場として栄えた面影を感じることができる。
良寛が出雲崎で詠んだ作品や出雲崎に関わる作品、良寛の甥で良寛に次ぐ能筆家と言われた山本泰樹(1789〜1831)の作品など出雲崎ゆかりの文人の作品、計47点が並ぶ。作品は県内の個人の蔵から寄贈されたものが多く、ほとんどが初公開だという。
良寛との合作が複数作見つかっている江戸幕府の御用絵師、狩野梅笑(172...
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