
直江兼続ゆかりの日本刀が展示されている特別展=東京・丸の内
現在の新潟県南魚沼市で生まれた戦国武将・直江兼続の愛刀だったとされる「伝 長船兼光(おさふねかねみつ)」が、東京・丸の内の静嘉堂文庫美術館展示ギャラリーで開催中の特別展で展示されている。
長船兼光は、豊臣秀吉の遺品分けで兼続がもらい受けたとされる。14世紀の南北朝時代に作られ、刃長は80センチ。兼続の死後、妻のお船が米沢藩上杉家に献上したため「後家兼光」とも呼ばれる。
静嘉堂文庫美術館は、三菱2代目社長の...
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