7月26日開幕のパリオリンピック(五輪)では、新潟県関係の10選手が代表に選ばれた。陸上、競泳など8競技で活躍が期待される選手や競技を紹介する。(※年齢は2024年7月26日現在)

日本代表合宿の練習でプレーする稲場悠介選手=6月17日、柏崎市アクアパーク
日本代表合宿の練習でプレーする稲場悠介選手=6月17日、柏崎市アクアパーク
◎稲場悠介(いなば・ゆうすけ)2000年生まれ。富山市出身。第一学院高、新潟産業大、ブルボン。2018年からブルボンKZ所属。20年からイタリア1部でプレー。身長180センチ。東京五輪代表。22年杭州アジア大会優勝。

■競技 水球

■1次L日程 セルビア戦・7月28日午後7時5分フランス戦・30日午後10時ハンガリー戦・8月2日午前4時5分スペイン戦・3日午後5時30分オーストラリア戦・5日午後8時35分(日本時間)

■決勝 8月11日午後9時(日本時間)

 水球のまち・新潟県柏崎市のブルボンウォーターポロクラブ柏崎(ブルボンKZ)から、男子代表に稲場悠介、棚村克行、新田一景(いっけい)の3選手が入った。ブルボンKZからは、コーチに筈井(はずい)翔太氏(37)も選ばれた。水球の男子は3大会連続の五輪出場となる。

 2大会連続出場となる稲場悠介選手は、強烈なシュートが武器の日本のエース。2023年の世界選手権では、日本最多の17得点を奪った。「世界一の選手」を目指し、高校生の時から欧州へ。新潟産業大を経てブルボンKZ入りし、現在は世界最高峰のイタリアリーグでプレーする。...

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