庁舎内に取り残された職員の救助活動などを行った消防訓練=南魚沼市六日町
庁舎内に取り残された職員の救助活動などを行った消防訓練=南魚沼市六日町

 新潟県南魚沼地域振興局(南魚沼市六日町)と南魚沼市消防本部は、合同で消防訓練を実施した。消防隊員と地域振興局の職員計約140人が参加。職員は実践的な訓練を通じて防災意識や対応力を高め、非常事態に備えた。

 合同訓練は7月11日に行われ、2023年に続き2回目。地域振興局の食堂から出火したという想定で行った。

 屋外への避難後には、消防隊員が多目的消防ポンプ車を使って庁舎内に取り残された職員を救助し、上空から放水した。また、消火器の操作体験や、煙が充満したテント内を歩く体験を行った。

 南魚沼市消防本部の戸田和徳・市消防署長(56)は「訓練は繰り返し行うことが大事であり、考えなくても動けるようになる...

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