
ヨネックスが発売するピックルボールのパドルのEゾーン(左)とVコア
スポーツ用品大手のヨネックス(東京)が、米国で流行している新スポーツ「ピックルボール」の国内市場に新規参入する。第1弾として、独自のカーボン技術を駆使したピックルボールのラケット「パドル」を7月下旬に発売する。製品は新潟県長岡市にあるヨネックスの新潟工場で製造する。
ピックルボールは、テニス、卓球、バドミントンの要素を融合した米国発祥のラケットスポーツ。バドミントンと同じサイズのコートで、パドルを使い、穴の開いたプラスチック製ボールを打ち合う。
穴あきボールが風の抵抗を受け、強く打ってもボールの速度が弱まるため、シニアから子どもまでが楽しめるのが魅力だ。気軽に始められる競技として近年急速に競...
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