
パリ五輪柔道男子81キロ級決勝でジョージア選手(左)に合わせ技で一本勝ちし、2連覇を果たした永瀬貴規=7月30日、パリ(共同)
【パリ共同】パリ五輪第5日の7月30日、柔道男子81キロ級の永瀬貴規(30)=旭化成=が勝ち、前回東京五輪に続いて金メダルを手にした。2016年リオデジャネイロ五輪の「銅」を合わせた3大会連続メダルは、男子で3連覇の野村忠宏、5大会連続の女子の谷亮子に続き3人目となった。
長崎県出身。鮮やかな足技を得意とする正統派の柔道が持ち味で、15年世界選手権を制した。激戦の81キロ級で日本代表の重責を長年背負い、パリの地でも強さを誇示して頂点に立った。
◆攻守兼備の王者、際立つ安定の試合運び
持ち味を発揮し、2連覇...
残り535文字(全文:771文字)