
男子90キロ級決勝 ジョージア選手(右)と対戦する村尾三四郎=パリ(共同)
【パリ共同】パリ五輪第6日の7月31日、柔道男子90キロ級の村尾三四郎(23)=JESグループ=は決勝で敗れたが、初出場で銀メダルを手にした。女子70キロ級の新添(にいぞえ)左季(28)=自衛隊=は敗者復活戦に敗れ、メダルを逃した。
村尾は母親が米国出身で、ニューヨーク生まれ。神奈川・桐蔭学園高、東海大と強豪でしっかりと組んで投げる内股など正統派の柔道を磨いた。2023年世界選手権3位。パリでも屈強な海外勢にひるむことなく闘い、この階級では2大会ぶりの日本勢制覇を目指したが、決勝で東京五輪優勝のラシャ・ベカウリ(ジョージア)に屈した。
女子70キロ級で23年の世界選手権優勝の新添は準々決勝で...
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