
コンビニに立ち寄り、飲料水を購入する警察官=7月31日、新潟市中央区
新潟県警は2024年夏、酷暑の下で職務に励む制服警察官の熱中症対策に本腰を入れている。街頭活動中に保冷・冷感のタオルやホルダーを首に巻いたり、コンビニエンスストアなどで飲料を購入して小まめに水分補給をしたりするよう促している。県警は「警察官の健康を守るため、県民にも理解してもらいたい」としている。
県警によると、警察官は屋外で耐刃防護衣などを着けて活動するため、熱中症のリスクが高い。街頭活動中に熱中症が疑われた警察官が2023年は15人、24年は6月から7月中旬までで計5人に上るという。
県警は従来、制服警察官が勤務中にコンビニやスーパーなどの小売店で必要な飲食物を購入することを認めている。...
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