
華道部に所属する新潟市内の高校生がユリの生産現場を学んだ見学会=7月30日、新潟市南区下八枚
全国トップクラスの栽培面積を誇る新潟県のユリの生産現場を知ってもらおうと、華道部に所属する高校生を対象にした見学会が7月30日、新潟市南区で開かれた。参加した生徒は、球根から切り花として出荷するまでの徹底した温度管理を学んだ。
JA全農にいがたが初めて企画した。新潟江南高(新潟市中央区)、巻総合高(新潟市西蒲区)の2校から計5人の生徒が参加し、約1万平方メートルで27品種のユリの生産を手がける南区下八枚の「高義園(たかよしえん)」を訪問した。
生徒は、ハウス内で収穫を間近に控えたユリを見学。高野博社長(49)から、球根ははじめ冷凍された状態で「倉庫で10度以内の温度差を保って芽を出させる」と...
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