
集落の人たちが造る赤沢神楽の舞台=8月4日、津南町赤沢
新潟県津南町赤沢(あかさわ)で守り継がれている赤沢神楽が8月18日夜、7年ぶりに赤沢八幡社に奉納される。3、4日は集落の人たちが一丸となり、八幡社の境内に舞台を造った。春に山から切り出した杉の木を使った。神楽に参加する集落の子どもたちは、春から週1回のペースで練習を重ね、本番に備えている。
赤沢神楽は100年以上前から奉納されていたと伝わる。戦後途絶えていたが1966年に復活。有志による赤沢神楽保存会が伝承し、近年は6〜8年に一度奉納している。2009年には津南町の無形民俗文化財に指定された。
神楽の演目は「天狗の舞」や「剣の舞」「おけさ踊り」など11種類。集落の子どもたちが参加して「おけさ...
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