受信機を片手に、無線の発信地を探す参加者ら=阿賀野市畑江
受信機を片手に、無線の発信地を探す参加者ら=阿賀野市畑江

 アマチュア無線を使ったアウトドア競技「ARDF(アマチュア・ラジオ・ディレクション・ファインディング)」の全国大会が、新潟県阿賀野市の五頭連峰少年自然の家周辺などで開かれた。計25校の中高生約150人が参加し、受信機を手に自然の中を駆け回った。

 全国高等学校アマチュア無線連盟が主催し19回目。ARDFは森林などに隠された発信器を探し当てる競技で、見つけた発信器の数やタイムを競う。

 2024年は7月27、28の両日に2競技を実施。初日のスプリント競技では自然の家周辺を会場とし、約120人が出場した。

 選手はグループごとに分かれ、数分間隔でスタート地点を出発。時折立ち止まって受信機を掲げながら、...

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