
ソバの種をまく新井南小の児童たち=妙高市長沢
新潟県妙高市の新井南小の児童たちが校区内の長沢地区にあるソバ畑で種をまいた。秋に収穫した後、地域に受け継がれている、オヤマボクチ(ヤマゴボウ)の葉の繊維をつなぎにした「長沢そば」作りに挑戦する。
地域学習の一環。7月22日に種まきを行い、4〜6年生24人が参加した。長沢地区の男性2人が講師を務め、「足の大きさの間隔で肥料と種を交互にまいて」「土をかぶせる時は優しくかけよう」とアドバイスした。
畑の広さは約3アール。児童たちは鍬(くわ)を振るって深さ5センチほどの溝を作り、教わった通りに手際よく種をまいた。
参加した4年生(9)は「鍬で同じ深さの溝を真っすぐ作るのが難しかった」と話した。
ソバ...
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