新潟県内8地域農協(JA)のうち3JAが8月20日、経営管理委員会を開き、19日にJA全農県本部が示した2024年産米の仮渡し金出荷時に農家に支払われる前金。取引価格のベースになる。「米どころ」である新潟県の額は、他県やJA以外の業者の集荷価格に影響する。新潟県内の各JAは、全農県本部が示したJA仮渡し金をベースに上乗せしたり、経費を差し引いたりした上で、各JAの仮渡し金を示す。をベースに、各JAとしての仮渡し金の額を決めた。JAえちご上越(上越市)は一般コシヒカリとこしいぶき(60キロ当たり)でそれぞれ300円を上乗せする。

 JA新潟かがやき(新潟市西蒲区)は、一般コシの1等米は全農県本部の仮渡し金と同額で、2等米に100円を増額する。

 JAえちご中越(長岡市)は...

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