貝殻や竹串で模様を付けながら土器型プレートを作る児童ら=燕市水道町1
貝殻や竹串で模様を付けながら土器型プレートを作る児童ら=燕市水道町1

 子ども向けの考古学教室が、新潟県燕市水道町1の市中央公民館で開かれた。市内の小学生8人が参加し、古代の人々が土器に模様を付ける際に使っていた貝殻などを用いながら、オーブン粘土でオリジナルの縄文土器を模したプレートを作った。

 子どもたちが考古学に触れるきっかけをつくり、石港遺跡(渡部)をはじめ地域の歴史や文化に関心を持ってもらおうと市教育委員会が企画した。

 教室は7月下旬に催された。まず市教委の担当者が、普段は触れることができない、市内の遺跡から出土した本物の土器について説明。子どもたちに示しながら、古代の人々が土器に縄目模様や線、渦巻きといったさまざまなデザインを施していたことを紹介した。

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