
沸かし湯での営業が続いている「道の駅ちぢみの里おぢや」=小千谷市薭生
新潟県小千谷市薭生(ひう)の温泉施設「道の駅ちぢみの里おぢや」で、温泉に泥や砂が混じり、沸かし湯での営業が続いている。新たな井戸を掘るとなれば2億円ほどの経費と1年8カ月の期間が必要で、市は施設の今後について「遅くても2024年内に結論を出したい」としている。
「ちぢみの里おぢや」は1996年にオープン。温泉施設と道路情報ターミナルで構成し、温泉施設は市が所有。国道17号沿いにあり、市内だけでなく新潟市や長岡市などからも利用客が訪れている。2023年度の入館者数は約6万1000人だった。
温泉施設は、150メートル程離れた井戸で温泉をくみ上げていたが、2024年1月から泥や砂が混じるようにな...
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