竹とわらで作られた巨大なヘビを担いで練り歩く「大したもん蛇まつり」のパレードが8月25日、新潟県関川村で行われた。2024年は村発足70周年の記念イベントと位置付けて実施。村民やボランティアの学生ら約450人の担ぎ手が、重さ2トンの大蛇を力強くうねらせながら進んだ。
祭りは1967年の羽越水害の記憶を後世に伝えようと88年に始まり、今回が34回目。水害が起きた8月28日にちなんだ長さ82・8メートルのヘビは、ギネス世界記録にも認定されている。

行列は「わっしょい」と声を張り上げ、約4・8キロの道のりを2時間半をかけて練り歩いた。大蛇が道の駅関川の広場でとぐろを巻くと、祭りのムードは最高潮に。...
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