高橋邦芳・村上市長(右)に自転車ヘルメット着用に向けた支援などを盛り込んだ要望書を手渡す阿部博・村上署長=村上市役所
高橋邦芳・村上市長(右)に自転車ヘルメット着用に向けた支援などを盛り込んだ要望書を手渡す阿部博・村上署長=村上市役所

 新潟県内の自転車ヘルメットの着用率が低迷する中、新潟県警村上署は8月27日、村上市内の高校生らと共に村上市に着用に向けた環境整備などを要望した。市は10月からヘルメット購入費用の一部を助成する予定で、警察、市と共に着用率向上に取り組むことを確認した。

 阿部博署長が村上桜ケ丘高、村上中等教育学校の生徒3人と市役所を訪れ、高橋邦芳市長に要望書を手渡した。要望書はヘルメット購入支援、市職員の着用と模範運転などを求めている。高校生らはこれまでも警察官と共に着用の呼びかけなどを行ってきた。

 購入支援について、高橋市長は8月27日の会見で助成制度を発表。10月以降にヘルメットを購入した人に対して、購入費...

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