コンビニと署が連携する制度「コンビニ地域サポートネット」の開始式=見附署
コンビニと署が連携する制度「コンビニ地域サポートネット」の開始式=見附署

 詐欺被害の防止や犯罪抑制に結び付けようと、新潟県警見附署は、管内のコンビニ15店と連携する制度「コンビニ地域サポートネット」を始めた。警察官と店員が協力して防犯に取り組み、より安心で安全な地域を目指していく。

 小出署が2023年、新潟県内で始めて発足させ、見附署は3署目。コンビニごとに担当の警察官を決め、1日1回店舗に立ち寄る。制服警官の姿を見せることで犯罪発生を抑制するとともに、店員と警察官が顔見知りになって、相談などがしやすい関係を築くことを目指す。

 新潟県内で23年、コンビニ店員が特殊詐欺被害を阻止した件数は、170件に上る。コンビニと連携を深めることで、さらなる阻止につなげたい考えだ...

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