
米価高騰に伴う買い控えなどに懸念が示された新潟米懇談会=9月6日、新潟市中央区
JA全農新潟県本部は9月6日、新潟県内外のコメの卸売業者らを招き、2024年産米の販売方針を説明する「新潟米懇談会」を新潟市中央区で開いた。コメは一部のスーパーなどで品薄になり、価格が高騰している。業者側からは「外国産米への切り替えや、買い控えが進むのではないか」などと懸念する声が上がった。
意見交換会で参加業者から、コメの品薄感や米価の先行きについて意見や質問が相次いだ。新潟県外の大手業者は「まもなく新潟米が本格出荷されれば、小売りの棚は埋まると思う」と...
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