
摘まれたブドウを計量する児童=9月5日、上越市高津の高士小学校
「日本ワインブドウの父」と呼ばれる郷土の偉人、川上善兵衛について学んでいる新潟県上越市の高士小学校の3、4年生13人が9月5日、地域の人や家族を招いて、学校で栽培しているブドウの収穫と販売を行った。
3、4年生は総合学習で善兵衛が生み出した品種「マスカット・ベーリーA」を春から校舎脇の畑で栽培してきた。収穫と販売もその一環。
児童たちは学校を訪れた人たちに畑を案内し「これが大きいです」と収穫に適したブドウを薦めた。お客さんが摘んだブドウをはかりに載せ、1グラム1円で販売。この日は約30キロのブドウが売れた。
4年生(10)は「今年のブドウは甘酸っぱくて粒が大きい」とPRし「こんなにお客さんが...
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