弥彦村に対して人材派遣型の企業版ふるさと納税を行った東京アプリケーションシステムの廣沢利英社長(右)と、村から任用された藁科克彦さん=弥彦村矢作
弥彦村に対して人材派遣型の企業版ふるさと納税を行った東京アプリケーションシステムの廣沢利英社長(右)と、村から任用された藁科克彦さん=弥彦村矢作

 新潟県弥彦村は、ソフトウエア開発の東京アプリケーションシステム(新潟市中央区)から人材派遣型の企業版ふるさと納税により300万円の寄付を受け、特別職の非常勤職員として東京アプリケーションシステムDXアドバイザーの藁科(わらしな)克彦さん(60)を受け入れた。8〜12月の任期で、村特産枝豆の粉末を生かした事業の検討などに当たってもらう。

 弥彦村への人材派遣型の企業版ふるさと納税は初めて。東京アプリケーションシステムは、県外企業の粉末化技術を活用した新規ビジネスの創出に取り組んでいる。2023年度は弥彦村から委託を受け、規格外の枝豆を粉末化して成分分析した。

 そうした縁を受け、東京アプリケーショ...

残り366文字(全文:666文字)