
新潟県庁
2025年度から10年間の新潟県立高校の将来構想策定に向けた有識者会議が9月13日、新潟市中央区で開かれ、県教育委員会が素案を示した。少子化の進行に伴って志願者数が減少傾向にある中高一貫の中等教育学校の見直し方針や、公立高と私立高の学級数の格差解消に向けた方向性を明記した。
素案では、中等教育学校について「志願者数は減少傾向にあることから、中高一貫教育の実施形態の転換も含め、検討を進めてきた」と指摘。グローバル教育を進め、海外研修を軸とするプログラムや、地域、大学と連携した活動に取り組んでいくとした。
県立高と、市立高や私立高との関係についても明記。県立高の募集学級数が減少する一方で、私立高...
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