古着を販売し、売り上げを能登半島地震の被災地に送っている佐竹笑希さん=長岡市新保町の中越高校
古着を販売し、売り上げを能登半島地震の被災地に送っている佐竹笑希さん=長岡市新保町の中越高校

 1月に発生した能登半島地震の復興を応援しようと、中越高校3年の佐竹笑希(しき)さん(18)=新潟県長岡市=が、イベントなどで古着屋を開き、売り上げのほぼ全額を寄付している。「被災地はまだ復興途上。もっと支援の輪を広げていきたい」と力を込める。

 きっかけは3月、ボランティア団体「チーム中越」の代表で母の直子さん(58)らと、石川県輪島市へ復興支援に行ったことだった。輪島のにぎわいを取り戻すため、同年代の中高生が輪島市内で古着屋を...

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