
新潟県小千谷市は、市内の病院や公共施設などを結ぶ循環バスについて、2025年9月限りで全便を廃止する方向で検討していることが9月19日、分かった。デマンド交通など代替手段導入の検討を進める。運行を担う越後交通の運転手不足が要因で、先行して10月1日から平日の減便を行う。
循環バスは小千谷総合病院を発着し、市役所や小千谷駅、道の駅ちぢみの里おぢやなどを巡る。内回りと外回りで平日は1日計8便、土日曜祝日は計6便を運行。10月からは平日の2便を減らす。2023年度は約1万3千人が利用した。
市によると、越後交通から5月、運行事業者から撤退したいとする申し入れがあり、対応を協議してきた。今後、交通事...
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