
復刻させた歌川広重の浮世絵を展示する「歌川広重『名所江戸百景』選」=長岡市摂田屋4
江戸の人々や街の様子を描いた歌川広重の浮世絵を、江戸木版画を手がける現代の職人が復刻させた作品を展示する「歌川広重『名所江戸百景』選」が、新潟県長岡市摂田屋4の「atelier m(アトリエ・エム)」などで開かれている。来場者は多彩な色使いや彫りの細やかさに見入っている。
アトリエの代表で、創作木版画家のたかだみつみさん(40)が企画。摂田屋6番街発酵ミュージアム・米蔵(長岡市摂田屋4)と、秋山孝ポスター美術館長岡(長岡市宮内2)を含めた3会場で計33点を展示している。「名所江戸百景」は歌川広重の晩年の代表作で、江戸時代から続く技術で復刻させた作品を、江戸風情が残る摂田屋の街並みと共に楽しめ...
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