いまごろは各地沿線の水田に水が張られ、田植えを待つばかりのことでしょう。天候が穏やかな時期であり、朝夕の光が水田に映えフォトジェニックなシーンを描いてくれます。また、水鏡となった水田のリフレクション(反射効果)を生かした作画もこの時期ならではです。
さてリフレクションといえば2年前の春のことですが、越後線沿線のある田んぼに何者かが勝手に水を張ったというニュースがありました。我田引水ならぬ他田引水ともいうべき、その迷惑行為というか珍事は単なる愉快犯なのか撮影目的なのか。
真相は定かではありませんが仮に後者だとしたならば、そのような身勝手なことまでして撮る写真になんの意味があるのか。他に考えが及...
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