「おかえり」「おめでとう」-。大相撲秋場所で2度目の幕内優勝を果たし、異例のスピードで大関に昇進した大の里(24)=本名・中村泰輝(だいき)さん=が9月28日、「第二の故郷」糸魚川市能生地域に凱旋し、市民らが熱狂的に迎えた。ふるさと石川県津幡町を離れ、能生中、海洋高の6年間相撲に打ち込んだ思い出の地は“郷土力士”の躍進に大フィーバー。大の里が参加したイベント会場はどこも「大入り」で、歓声と拍手で沸いた。能生を楽しむ大の里と地域の盛り上がりを写真で紹介する。

◆「満員御礼」の歓迎イベントでさらなる活躍誓う

 海洋高相撲部出身の新大関大の里(手前左)と十両欧勝海(手前右)を出迎えた能生駅での歓迎イベント。約1500人が詰めかけ「満員御礼」。「能...

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