
船のかじを取るハンドルを握る小学生=村上市岩船沖
船員らでつくる労働組合「全日本海員組合」が、新潟県の粟島汽船のフェリーニューあわしまに新潟県村上市の岩船小学校の児童を招き、体験乗船会を行った。児童らは船員から仕事の内容を聞いたり、操舵(そうだ)を行うブリッジを見学したりし、船乗りの仕事に関心を深めていた。
全日本海員組合は10年以上にわたり、小中学生を中心にした体験乗船会を開催している。今回は9月中旬にあり、粟島汽船や村上市の協力を得て、日本海側では初めて実施した。
体験会では岩船小の5、6年生約50人が乗船した。船は岩船港を出港し、2時間ほど航行した。ブリッジでは、かじを取るハンドルを握ったり、汽笛を鳴らしたりした。また、陸から約4キロ...
残り105文字(全文:405文字)