おけさ柿を試食する市場関係者ら=10月7日、新潟市江南区
おけさ柿を試食する市場関係者ら=10月7日、新潟市江南区
市場関係者にトップセールスする、佐渡市の渡辺竜五市長(中央)と新潟市の井崎規之副市長(左)=10月7日、新潟市江南区

 新潟県の秋の味覚「おけさ柿」の初競りが10月7日、新潟市江南区の市中央卸売市場で行われた。2024年は適度な降雨で生育が順調に進み、大玉で甘いおけさ柿に仕上がったといい、仲卸業者らが次々と競り落としていた。

 初競りに先立ち、産地である佐渡市の渡辺竜五市長や新潟市の井崎規之副市長らが市場関係者にトップセールスを実施。渡辺市長は、佐渡金山が世界遺産に登録されたことから秋以降に多数の来島者が見込まれるとした上で「帰った後にまた食べたいなと思われる農産物をお客さんに提供していきたい」と話した。井崎副市長は「おけさ柿を知らない全国の人たちにも食べてほしい」と力を込めた。

 JA全農県本部によると、202...

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