10月15日公示、27日投開票の衆院選では、13日時点で新潟県内5小選挙区に計15人が立候補を予定する。小選挙区が6から5に減り、新区割りで行われる初の選挙となる。前回衆院選の旧6小選挙区では2勝にとどまった自民党は巻き返しを狙うが、派閥裏金事件を巡り前職1人が公認から外され、挙党態勢に影を落とす。対する野党は、共産党が独自候補を擁立した1区以外、日本維新の会を除き事実上の共闘態勢につなげた。立憲民主党は全5区に候補を擁立し、全勝を目指す。維新や公明党、共産党は比例票の掘り起こしに力を入れる。(敬称略)

 【1区】県内最多の与野党4氏が争う。前回は比例復活した自民前職の塚田一郎は政権与党とのつ...

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