
農業支援システム「アグリノート」を運営するウォーターセル(新潟市中央区)は10月11日、菓子メーカーのブルボン(新潟県柏崎市)と資本提携を結んだと発表した。具体的な連携内容は今後検討する。ウォーターセルは「営農データを活用してブルボンの商品や事業に役立てたい」としている。
アグリノートは、営農データをスマートフォンやパソコンで管理でき、約2万6千の個人や法人が利用している。高齢化で担い手への農地集約が進み、データによる管理にニーズが高まっており、登録ほ場数は100万ほ場を超えた。
ウォーターセルの渡辺拓也社長は「連携によってシステムの利便性向上も図りたい」と話している。
ブルボンは「農作物を...
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