
県立中央病院が導入する手術支援ロボット=上越市新南町
新潟県立中央病院(上越市新南町)は10月16日、変形性膝関節症や関節リウマチの患者に人工膝関節を入れる手術で使う最新鋭の支援ロボットを導入する。コンピューターが膝の形を読み取り、関節の骨を削る量を細かく調整できるため、正確で安全な手術ができる。県立中央病院によると上越地域、県内の国公立病院で導入するのは初めて。
変形性膝関節症は、加齢により関節の軟骨がすり減ることで発症し、悪化すると歩くのに支障をきたす恐れがある。人工膝関節の置換手術は患者の膝の骨を削り、人工関節をはめ込む。それにより膝の痛みが和らぎ、生活しやすくなったり健康寿命が延びたりすることが期待できる。県立中央病院では手術件数が年々...
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