
真剣な表情で札を取り合った全国競技かるた新潟大会=上越市
新潟県かるた協会は、競技かるたの腕を競う「第6回全国競技かるた新潟大会」を上越市戸野目古新田の謙信公武道館で開いた。県内外から約270人が参加し、真剣な表情で札を取り合った。
大会は全日本かるた協会公認で10月5日に開催。小倉百人一首競技かるたの競技レベル向上や段位取得などを目的に2018年に始まり、2023年から上越市で開催されている。
競技は段別にAからEまでの5ランクに分かれて1対1のトーナメント方式で行った。参加者は対戦前、集中力を高めて畳に並ぶ札を凝視し、下の句と位置を記憶。場内が静寂に包まれる中、読み手が上の句を詠み始めると一斉に手を伸ばして札を払った。
東大かるた会に所属し、2...
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