かけ声とともにみこしを担ぐ若者ら=五泉市村松地区
かけ声とともにみこしを担ぐ若者ら=五泉市村松地区

 新潟県五泉市村松地区の総鎮守・日枝神社の秋季例大祭が、村松地区で開かれた。最終日の夜には、みこしが神社に戻る「宮上り」が行われ、青年会の若者らが担ぐみこしの行列が商店街を盛り上げた。

 秋季例大祭は例年、9月17〜19日に開かれていた。2024年から、みこしの担ぎ手らが参加しやすいように週末開催に変更し、9月27〜29日に実施した。

 みこしは9月29日午後6時ごろ、村松保健センター前を出発。太鼓や笛の音に合わせた「わっしょい、わっしょい」のかけ声とともに、みこしを大きく揺らしながら商店街を練り歩いた。

 村松地区の自営業の男性(80)は「少子化で担ぎ手が減る中、伝統行事だけに長く続いてほしい」と...

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