県内小選挙区の候補者の街頭演説を聴く有権者=10月19日
県内小選挙区の候補者の街頭演説を聴く有権者=10月19日

 衆議院選挙(衆院選)の公示後、最初の週末を迎えた10月19日、新潟県内の候補者は大票田となる都市部を中心に街頭活動に奔走した。新潟3区では、区割りの変更で選挙区に加わった新潟市秋葉区に候補者全員が入り、「力を与えてほしい」などと声を張り上げた。一方、長岡市などを含む新潟4区は、20年前の中越地震2004年10月23日、新潟県中越地方を震源として発生した地震。旧川口町(現在の長岡市)で震度7、旧山古志村、旧小国町(いずれも現長岡市)、小千谷市で震度6強を観測した。新潟県や内閣府の資料によると、地震の影響で68人が亡くなり、4795人が重軽傷を負った。住宅の被害は計12万1604棟で、このうち全壊は3175棟、大規模半壊は2167棟、半壊は1万1643棟だった。で大きな被害を受けた。各候補者は防災や原発問題について訴えた。

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