
2024年の衆議院選挙(衆院選)は、新潟県内の小選挙区が6から5に減って初めての選挙となる。区割りの変更を経て、新たに新潟1区となったのは新潟市中央区、東区、江南区と佐渡市。県都の中心部と離島という、抱える課題も違う地域が一緒になった。一方、新潟市内では2区や3区となったエリアもある。有権者からは地域事情を踏まえた切実な訴えがある半面、慣れない区割りに戸惑いや不安の声が上がった。
小選挙区の新たな区割りでは、1区は新潟市中央区、東区、江南区と佐渡市が一緒になる。有権者数は35万9884人。2区、3区に次いで県内で3番目に多い。

多くの通行人が行き交うJR新潟駅万代側の街頭。中央区の会社員女性(33)は、新潟市と佐渡市が同じ選挙区になることを歓迎した。...
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