
第50回衆議院選挙(衆院選)は公示から1週間が経過した。新区割りに伴い新潟県内5小選挙区となった初の選挙戦は、1区と2区で立憲民主党が先行しているものの、予断は許さない状況だ。自民党と立民がぶつかる3〜5区は激戦となっており、終盤にかけてさらにし烈な戦いが見込まれる。2021年の前回衆院選で県内6小選挙区は、野党系候補が4勝2敗で勝ち越した。立民の勢いがうかがえる今選挙で、選挙区が1減となった5小選挙区の勝負の行方はどうなるのか。20、21の両日に共同通信社が実施した情勢調査に、新潟日報社の独自取材を加味して現在の情勢を詳報する。(敬称略)
◆[1区]...
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