
10月27日投開票の第50回衆議院選挙(衆院選)に向け、共同通信社は10月20、21の両日、新潟県内5小選挙区を対象に電話などによる情勢調査を行った。新潟日報社はその結果に独自取材を反映させた上で選挙戦の情勢を探った。比例代表北陸信越ブロック(新潟、富山、石川、福井、長野各県、定数10)は、立民が堅調で2021年前回選より1増の4議席を射程に入れる。自民は支持層への浸透が進まず、4議席確保が微妙な情勢だ。国民は議席を奪う勢いがあるほか、共産、維新、れいわ、公明が競る。ただ、1割ほどが投票先を決めていない。
今回から定数が1減の10となる比例北陸信越には9党から単独、重複合わせて53人が立候補した。前回選の獲得議席数は自民6、立民3、維新と公明が各1。
調査によると、...
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