
自民党派閥の裏金事件を受け、衆院選で非公認となった候補が代表を務める党支部に党本部が活動費を支給していた問題で、活動費を受け取っていた新潟2区支部長を務め、2区に立候補した無所属前職の細田健一氏(60)の陣営は10月24日、釈明に追われた。同じく2区に出馬した立憲民主党前職の菊田真紀子氏(55)と日本維新の会新人の井上基之氏(44)は攻勢を強めた。
新潟市西区で細田氏が行った街頭演説で、選挙対策本部長の高橋直揮県議は「党本部がやること全てが裏目に出ている。本人は全く分からなかった。勝手にお金が振り込まれた状況だ」と説明した。
細田氏は報道陣に「私の方からお願いしたわけではない。選挙には使えず...
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