
南魚美術協会会員展開催を前に展示作業を行う出品者ら=南魚沼市浦佐のB&G体育館
第45回南魚美術協会会員展が10月26日、新潟県南魚沼市浦佐のB&G体育館で開幕した。25日は展示作業が行われ、南魚沼市のほか、湯沢町と魚沼市の53人の力作が並べられた。
地域の美術振興と会員同士の研さんを目的に、南魚美術協会が毎年開催している。2024年は絵画、彫刻、書道、写真の4部門に計70点が集まった。
展示作業は、出品者らが作品の位置を確認しながら丁寧に進めた。絵画部門では、雪を頂く八海山や棚田など地域の自然や、柔和な顔をしたお年寄りを描いた大作などが並んだ。
南魚美術協会の岩野弘一会長(72)は「会員は45回という節目の開催を意識して作品を制作したと思う。ゆっくり鑑賞し、忌憚(きた...
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