
第50回衆院選の新潟県内の投票率は、前回を4・60ポイント下回る58・56%だった。県内の投票率が60%を下回るのは2014年の衆院選以来10年ぶりで、過去2番目の低さだった。自民党派閥の裏金事件で政治不信を招き、一部の有権者が棄権した可能性がある。
一方で、共同通信社の10月27日午後11時現在の推定では、山形県の60・57%に次ぐ全国2番目の高さだった。
新潟県の投票率は、衆参ダブル選挙となった1980年に83・80%と過去最高を記録。旧民主党に政権交代した2009年は73・41%だったものの、投開票日の大雪も影響した14年は52・71%と過去最低だった。
ただ、近年は自民と野党共闘候補...
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