10月27日投開票の衆院選では、新潟5区で白票などを含む無効票の割合が投票者数の3・1%に上り、県内5選挙区で最大だった。5区の無効票数は6833票。新潟県内唯一の与野党一騎打ちとなったが、当選した立憲民主党前職が日本酒供与問題を抱え、敗れた自民党前職は裏金問題の当事者だったこともあり、白票を投じるなどして不満を示した有権者が一定数いたとみられる。

 県内5選挙区別に無効票の割合をみると、1区と2区が2・7%、3区が1・9%、4区が1・8%だった。

 5区で無効票の割合が最も高かったのは南魚沼市で4・8%(1337票)。南魚沼市選管によると、無効票の内訳は多い順に、何も書かない「白票」が782票...

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